プレスリリース
東急リバブル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:太田 陽一、以下「東急リバブル」)の特例子会社である東急リバブルスタッフ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:海江田 伸夫、以下「東急リバブルスタッフ」)は、事業所及び勤労者個人に対する独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長努力賞及び、障害者雇用エクセレントカンパニー賞 東京都知事賞を受賞し、本日11月1日に表彰式が開催されましたのでお知らせいたします。
■東急リバブルスタッフの障害者雇用の主な取り組み
【採用時の工夫】
採用のミスマッチを防ぐために、職場見学会や職場トライアル実習を取り入れ、就業後の自身をイメージしながら職場体験ができる機会を提供しています。見学会やトライアル実習の企画及び当日の運営を障害者チームが担っているため、参加者は直接質問もでき、自身の長期的な成長も視野に入れた企業選定ができます。
【特性に適したチームによる配置】
障害特性や資質に応じた業務内容・就業環境による3つのチーム編成で、チームメンバーが協業し自立して業務を遂行しています。
(1) サテライトスタッフ:通勤困難な重度障害者・精神障害者のチーム
主な業務:在宅ワークで不動産広告の間取図・案内図、デジタル画像の作成等
(2) チャレンジスタッフ:通勤可能な精神障害者のチーム
主な業務:東急リバブルの人事・財務・総務などスタッフ部門のバックオフィス業務
(3) アトリエスタッフ:通勤可能な精神障害者及び知的障害者のチーム
主な業務:東急リバブルでご成約いただいたお客様へのギフトフラワーの受注・製作・発送業務
【ノーマライゼーションの浸透】
上記チャレンジスタッフ、アトリエスタッフのメンバーと業務依頼する東急リバブルの部門社員は、対等に日々必要な報告、連絡、相談を行っています。月に10〜20件発生する新規の業務依頼では、障害者チーム内で担当者を決めて受託し、業務内容のレクチャー、納期に合わせた業務差配や進捗管理、完了報告を実施します。当事者意識が醸成されることで、障害者チームから自主的な業務改善提案が上がり、依頼部門での業務効率化につながるなど、障害者も健常者も共に働く仲間として認め合い、対等な関係を構築しています。
■今後の展開
東急リバブルと東急リバブルスタッフは、障害者の雇用促進や安定的就業のみならず、障害のある社員が業務を担うことで生産性向上に寄与し、それにより障害のある社員の働きがいも高まるという好循環を生み出し、持続的な企業価値向上に努めてまいります。
■独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長努力賞とは
「障害者を積極的に多数雇用している事業所」、「障害者の雇用の促進と職業の安定に著しく貢献した団体又は個人」及び「模範的職業人として長期勤務する障害者」に対し、その努力と功績を称え、これを広く社会一般に周知することにより、障害者雇用の促進と職業の安定に資することを目的として、障害者雇用優良事業所等を表彰するものです。
■障害者雇用エクセレントカンパニー賞とは
東京都が、障害者が職場でいきいきと活躍することができる環境を整備するため、障害者雇用の特色ある優れた取り組みを行う企業を募集し、優良な企業を表彰します。
障害者法定雇用率を達成している都内企業のうち、障害者の能力や処遇改善を積極的に行うなど、優良な取り組みを行う企業を選定し、東京都障害者雇用優良取組企業として「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」(東京都知事賞、産業労働局長賞)を授与するものです。
― 東急リバブルスタッフの取り組みに関するお問い合わせ ―
東急リバブルスタッフ株式会社 業務管理課
TEL:03-6416-3056
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