プレスリリース
積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。
お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。
第34弾として9月30日に、積水ハウスが提案する、「収納3姉妹」を取り入れたご家族についてのストーリーを公開しました。
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収納に満足していますか?
■秋到来!衣替えで収納を見直すきっかけに
9月も終わり、いよいよ本格的な秋の到来。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、音楽の秋と様々な秋を待ち遠しくされていた方も多いと思います。ちなみに、季節の変わり目のイベント、「衣替え」を予定されている方も多いのではないでしょうか。
「衣替え」と聞くと、文字通り「衣類」「洋服」の入れ替えがイメージとしてありますが、靴やかばん、レジャー用品など季節にあわせて入れ替えが必要なものも多いと思います。
そこで、「衣替え」をするこの機会に、自宅全体の「収納」を見直してみてはいかがでしょうか。
ところで、皆さんは、衣類を何に収納をされていますか。積水ハウスでは、オーナー様を対象に定期的に収納に関する調査を実施しています。2008年と2019年の調査結果を比較すると、たんすを「持っていない」人は2008年では12.4%ほどだったのが、2019年では36.4%と約3倍に増えていることがわかりました。
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タンスの保有数(積水ハウス「収納量調査」2008年、2019年より)
たんすの保有数が減る一方、ウォークインクローゼット(WIC)は、2019年ではほぼ標準装備になっています。
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ウォークインクローゼットの設置率(積水ハウス「収納量調査」2008年、2019年より)
収納スペースは「広ければ広いほどよい」と考える方が多いと思います。住生活研究所による本調査では、約400邸もの間取りを把握した上で、さまざまな広さの収納スペースがある住宅にお住まいのオーナー様に、収納の満足度調査を行いました。結果、実際に収納率(=収納スペースの床面積/家全体の床面積)が高まるにつれて、満足度も高くなりました。ただ、満足度は収納率14〜16%で頭打ちとなり、それ以上に収納率が高い場合でも、満足度はさほど変わらないことがわかりました。収納の問題は、収納スペースや量だけでは解決しないのです。しまいやすさや見渡しやすさ等、使い勝手も重要です。
今回は、限られたスペースでもアイディアによって、効率的で美観も保たれた収納を実現した千葉県在住の積水ハウス社員の石島巧朗と妻・知子さんの自宅を紹介します。
■妻の夢が詰まった美容室を併設した住まい
千葉県に建てられた石島夫妻の自宅は30坪の敷地に2階建て1LDKの職住一体型住宅です。
1階には美容師である妻・知子さんの念願であった美容室を設け、生活スペースは1階の一部(主寝室、子ども部屋)と2階(リビングダイニング)に集約しました。
「そんなに広い家はいらなかったんです。階段下を使ったり、空間に広がりを与えるように視線の抜けをつくったりすれば、いくらでも住み応えは高められると思いました」(夫・巧朗)
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ガラスと木を組み合せ、温もりのある開放的な美容室のエントランスに
では、どのようにして職住一体型住宅で家族4人が豊かに暮らせる空間を生み出しているのでしょうか。
■収納を兼ねた新しい玄関のスタイル
美容室のエントランスとは別に設けられた玄関のドアを開けると、いきなり玄関ホールと収納を兼ねたシューズクローゼット(以下、シュークロ)が飛び込んできます。
「そんなに来客も多くないし、玄関にそれほど広さはいらないと感じていました。一般的な玄関の概念を取り払って、いきなりウォークインクローゼットに入る感覚でいいんじゃないかと思ったんですよ」(夫・巧朗)
シュークロは玄関ホールから土間へと続き、扉の無いオープンな収納棚やコート掛けが設けられ、靴以外に、コート、傘、帽子、アウトドア用品など、さまざまなものが収納できます。
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玄関ホールとウォークインクローゼットを一体化した玄関
シュークロ内にも工夫を凝らしています。アパレルショップをイメージし、オシャレに演出。オープンな棚や木箱・カゴを組み合わせ、家族分の靴や小物類を並べて「見せる収納」をしています。
「シューズクローゼットは空間を有効に使える上、「見せる収納」にしたことで綺麗に保つことができています」(妻・知子さん)
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アパレルショップをイメージした「見せる収納」
シュークロの一部はハンガーパイプになっており、ご主人のスーツ類や家族のアウターもここに吊るして収納しています。玄関エリアにアウターを収納できると、花粉やウィルスをリビングや部屋まで持ち込まずに済みますね。
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シュークロにアウターを吊るして収納
■人の集まるリビングダイニングも一工夫で「見せない収納」に
リビングダイニングは、家族みんなが集まる場所です。色々なものが集まる傾向があり、気を抜くとすぐに散らかってしまう空間でもありますよね。
石島夫妻の自宅はダイニング横の壁が引き戸になっており、リビングクローゼット(以下、リビクロ)が設けられています。アルバムや書類、置き薬といった家族共用のものがしまってあり、「見せない収納」になっています。リビクロは、リビングダイニングに集まるものをぱっと出せてさっとしまえるため、とても便利ですっきりしたリビングダイニングを実現できます。
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一見、グレーの壁だが実はリビクロの引き戸になっている。奥のはしごをのぼると収納スペースとなるロフトへ
リビクロの奥のはしごを上ると、さらに収納スペースがあります。2人のお子さんを持つ石島夫妻は子どもの成長に伴い、収納スペースが不足することを考えて設置したそうです。ロフトは熱がこもる印象もありますが、小窓を設けることで風が抜けるよう工夫を凝らしています。
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子どもの成長を見据えて収納スペースを確保
■家族全員分の衣類は寝室横のウォークインクローゼットに
ところで、衣類はどこに収納されているのでしょうか。石島夫妻は主寝室横のウォークインクローゼットに、家族全員分の洋服を入れて寝室クローク(以下、シンクロ)のように使用しています。ウォークインクローゼットは主寝室から独立しているため、家族全員が自由に使うことができます。
衣類全体を見渡せるウォークインクローゼットは、何があるのかが一目で分かるので使いやすいです。自分の持っている洋服を忘れて、似たようなものを購入するリスクも少なくなります。季節ごとの洋服類をまとめて収納できれば、衣替えのストレスも解消しますね。ウォークインタイプのシンクロであれば、所有する服や小物を見渡すことができ、毎日のコーディネートがしやすくなります。
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季節ごとの洋服類をまとめて衣替えも楽に
■ウォークインクローゼットで衣替えいらず?
石島夫妻のようにウォークインクローゼットの収納であれば、毎シーズン大掛かりな衣替えを行う必要はなくなります。ただ、ウォークインクローゼットのスペースは限られています。衣類は収納物の1/3以上を占め、衣類の量は、ライフスタイルやライフステージによって増えやすく、収納不足になりやすい傾向があります。衣替えをする機会が減ったとしても、日ごろから衣類の量を把握しておくことは重要です。定期的に、着る機会がなくなってしまった服や着ることができない服がないか見直してみましょう。
収納する際に服をたたむか吊るすかは、服の種類や素材、人によっても異なります。「たたむ派」は引き出し、「吊るす派」はパイプを多めに計画するとよいです。「吊るす派」の目安はパイプハンガー1mあたり約15着、個人差はあるので注意しましょう。トップスやボトムスなど丈の短いものは、上下2段にパイプを設けると収納量を増やすことができます。
ウォークインクローゼットのスペースに余裕があれば、スーツケースや季節用品の収納として活用するにも便利です。
積水ハウスでは、収納量と使いやすさを両立する「シューズクローク(シュークロ)」「リビングクローク(リビクロ)」「寝室クローク(シンクロ)」を「収納3姉妹」として提案しています。暮らしやすい収納計画を考えるための基本となる3つのポイントがあります。
1つ目は、持ち物の多寡やライフステージを見据え必要なスペースを考える「量」。
2つ目は、どこに何を収納するのかを考える「場」。
3つ目は、どのように物を収納するかを考える「形」。
この3つのポイントを意識すれば、収納の計画もイメージしやすくなります。
玄関・リビング・寝室といった暮らしの中心となる「場」に、収納「量」と使い勝手の良さを兼ね備えた「形」のクロークを設けることで、住まい全体の収納問題が解決します。
ぜひ参考にしていただきながら、衣替えのこの機会にまずは自宅で工夫を凝らして、使いやすくて効率的な収納を実現していきましょう。
【今回ご紹介した調査はこちら!】
積水ハウス 納得工房データぱるより
https://www.sekisuihouse.co.jp/nattoku/datapal/092/
積水ハウス 「収納量調査」2008
調査対象:積水ハウスオーナー様
調査期間:2008年6月〜8月
積水ハウス 「収納量調査」2019
調査対象:積水ハウスオーナー様
調査期間:2019年4月〜11月
商品情報
積水ハウスHP「仕舞い上手な収納3姉妹が紹介する収納計画」
https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/lifestyle/storage/
プレスリリース提供元:@Press