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積水ハウス株式会社

雄大な風景と植物の調和を楽しむ庭 〜様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開〜

(@Press) 2022年09月05日(月)09時30分配信 @Press

積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。
お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。
第32弾として2022年9月2日(金)に、自然との調和を大切にした庭づくりを楽しむお客様についてのストーリーを公開しました。

皆さん、自然や緑、花に触れると「何だか落ち着く」といった経験はありませんか。
特に、密を避けてなかなか外出できない中、最近は、そう感じる人も多いのではないでしょうか。
日本は、春夏秋冬がはっきり分かれていることから、人は四季の移ろいに敏感で、自然に対する感受性が鋭いと言われているそうで、古くは江戸時代から自宅や庭で樹木を育てる描写があるなど、身近に自然を楽しんでいました。また、庭園などでは、周りの景色を生かしながら景観をつくりあげる「借景」の技法が取り入れられていて、景観を楽しんできました。
国土交通省の「国民意識調査」※1では、「自然と共有し、自然を愛でる」ことを今後重視していくべきと考える人は80%以上になり、昔だけでなく現在も、自然との調和を大切にしている人が多いことがわかっています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/324443/LL_img_324443_1.jpg
今後重視されるべき感性(美意識)

※1:国土交通白書2019
https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h30/hakusho/r01/pdf/np101300.pdf

自然との調和を大切にして自宅の庭づくりをしている大分県にお住まいの平野さんもその一人です。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/324443/LL_img_324443_2.jpg
雄大な自然に囲まれた庭で珈琲を楽しむ平野さん

現在の家に住み始めたのは今から13年前の2009年。学生時代から東京に住んでいましたが、定年退職を機に、両親が住んでいた故郷の大分に戻ることにしました。

建築地であるご実家から見える雄大な景色はご両親のお気に入りだったそうで、平野さん自身もそれを活かした家を建てたいと思っていました。
しかし、計画当初は庭づくりにはあまりこだわりはなかったそうで、故郷に帰る2年前からスタートした住まいのある東京での家づくりの計画では、趣味の写真のための機材を置くスペースの確保や、車の乗り降りの際に雨にぬれないようにビルトインガレージにするなど、こだわった家づくりを進められたそうです。
実は、平野さんはその間になかなか帰郷できず、帰郷できたのは、地鎮祭の時など2度だけでした。
「定年などを機に故郷に帰るために、遠方に住まいながら住宅を計画する方も多いと思います。私もその一人で、住まいや勤め先のある地元での打ち合わせだけで思い通りの家ができるか、正直、半信半疑でした。東京での半年ほどの打ち合わせでは、希望を伝えていましたが、出来てみて、本当に打ち合わせ通りだったので、東京と大分での連携がすごいと、びっくりしたと同時に、感動しました。」と笑顔で平野さんは言います。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/324443/LL_img_324443_3.jpg
両親から受け継いだ雄大な景色を活かすことにこだわった平野邸

■何気なく買ったバラをきっかけに自然との調和を大切にした庭づくり
引っ越し当初は遠くに見える山々などの雄大な景色と、ヒラドツツジやさつき、キンモクセイ、ソテツといった在来種を中心とした木々に四季折々に咲く花を楽しんでいた平野さん。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/324443/LL_img_324443_4.jpg
遠方に見える山々といった「借景」と調和するバラがあふれる庭

ある日、東京に住む友人が訪ねてきた時の出来事をきっかけに、バラに興味を持つようになりました。
たまたま一緒に行くことになったバラ園で、友人がバラの鉢植えを5鉢購入したのです。それを見ていた平野さんは「東京でもバラは売っているのに」と思いながら、友人から「バラを一緒に育てよう!」と勧められ、3鉢購入することに。
持ち帰り、鉢植えのままだと水やりが面倒だと考え、地植えにし、それからは特に世話もしませんでしたが、ぐんぐん育ったのです。

「意外と手間をかけなくてもよかったのがバラでした。しかも1年中咲いてくれるのがうれしくて、育てているうちに好みに合うバラが増えていきました。風通しが良かったのも幸いしたのかもしれませんね」と平野さんは振り返ります。

何気なく買った、たった3鉢のバラ。今ではツルバラや四季折々に花が咲く四季バラなどを合わせて28本になり、庭の向こうに見える自然と共に、平野さんを楽しませてくれているそうです。ただ、育て方は当初とあまり変わらず、あくまで自然体であることが平野さんのモットーです。

「消毒は一切しませんし、気を付けているのは剪定して風通しを良くすることくらい。それでも元気に育つバラの生命力に魅せられています」

年数を経て、手入れの際にも外に伸びたツルに手を伸ばすのも限界になってきました。そこで、庭のリフォームをすることになり、庭の外側全体に張り出した長く伸びるウッドデッキを作ることにしました。

庭の南側は斜面に面しており、高台の眺望を活かしたことから、「天空のウッドデッキ」と名付けました。今では、平野さんの一番のお気に入りの場所となっています。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/324443/LL_img_324443_5.jpg
平野さんの庭の見取り図
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/324443/LL_img_324443_6.jpg
高台の眺望を活かした「天空のウッドデッキ」

■「借景」を楽しみながら庭を育てる
「風景を楽しむ」ことを庭づくりのテーマとしている平野さん。
バラなどは高さを低めにして、庭に面した3つの部屋から見える花の色合いを変え、それぞれの部屋から違った風景が楽しめるように植栽しています。数千種類あると言われているバラの中から今のイメージに合うものを選ぶのも楽しみの一つで、「借景」とバラを中心とした庭の緑との調和を楽しめるようにしました。基本的に部屋の中から庭を見て、常に風景と一緒に植栽がバランスよく見えるようにしています。

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/324443/LL_img_324443_7.jpg
共通の趣味を持つ仲間とのティータイムとウッドデッキで楽しむビール

庭づくり以外にも、写真に陶芸と、趣味が多彩な平野さんの家には、共通の趣味を通して知り合った仲間も多く訪れます。バラ好きも多くいることから、毎年5月には「天空のウッドデッキ」でバラと食事やビールを楽しみながら、バラの育て方などを相談し合う「バラ会」を開催するのが恒例になっています。

最初は植物を育てることも面倒と思っていたようですが、今ではすっかり庭づくりが大好きになった平野さん。

「敷地面積から考えると、これ以上増やすと植物が込み合って風通しも悪くなり大変なので、配置変えなど、成長に合わせてバランスを見ながら増やすなどして育てていきたいですね」

これからの季節、身近な緑から秋を感じる方も多いのではないでしょうか。積水ハウスでは、在来種を中心に植栽し、四季折々の美しさを楽しむ「5本の樹」計画とともに、敷地全体を見渡し、庭と住まいを同時に考える「敷地まるごと計画」を進めています。

皆さんも四季折々の風景の庭と植物のバランスを考えながら、楽しく庭づくりを始めてみませんか。

「5本の樹」計画
https://www.sekisuihouse.co.jp/exterior/kw02/
敷地まるごと計画
https://www.sekisuihouse.co.jp/exterior/kw01/

プレスリリース提供元:@Press

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