プレスリリース
セイコーインスツル株式会社(社長:内藤高弘、本社:千葉県千葉市、以下:SII)は、工場や倉庫など、低照度の環境下においても発信可能なソーラーパワー型ビーコン「T-WA20」を開発、供給を開始します。
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ビーコンは、低消費電力の近距離無線技術「Bluetooth Low Energy(BLE)」を利用し、本体からBluetooth信号を発信することで位置情報の把握などに使われるデバイスです。今回、当社が開発したソーラーパワー型ビーコン「T-WA20」は、長年の腕時計製造で培った小型化技術や省電力制御技術をベースに、縦35.0mm、横78.9mm、厚さ9.9mmと手の平に乗るコンパクトサイズでありながら、工場や倉庫など明るさが十分でない環境下においても80ルクス以上の明るさがあれば使用することができます。また、大容量二次電池を搭載しているので、フル充電の状態であれば約3か月間は、まったく光が当たらない環境下でも使用可能です。
さらに、二次電池の電圧が低下し、発信停止となった場合でも、光を当て再発電させることにより、短時間で発信を再開することができます。防水性能(3気圧防水)を備えているので、雨に濡れる恐れのある屋外や水を扱う作業現場などでも安心してご利用いただけます。O2O(Online to Offline)マーケティングへの活用実績のあるLINEビーコンにも対応しているので活用の範囲が広がります。
ビーコンの各種動作パラメータについては、ユーザーにて設定可能な専用のスマホアプリを用意しておりますが、あらかじめパラメータシートを提出いただくことで、出荷前に事前設定するサービスも提供しております。
今後、SIIは、株式会社ACCESS(社長:大石 清恭、本社:東京都千代田区)をはじめ、各種ソリューションを提供するサービス事業者との協業を通して、様々な社会課題解決に向けた取り組みを進めてまいります。
1.主な特長
1)縦35.0mm、横78.9mm、厚さ9.9mmのコンパクトサイズのソーラーパワー型ビーコンです。
2)室内照明及び太陽光により発電し、低照度(80ルクス)の環境下でも1秒に1回の周期で発信し続けることが可能です。(iBeacon対応の場合)
3)大容量二次電池を搭載し、余剰電力を蓄電することが可能です。フル充電の状態であれば光が当たらない状況でも約3ケ月間動作し続けることができます。(発信間隔:1回/秒、iBeacon)
4)二次電池の電圧が低下し、発信停止となった場合でも、室内光程度の明るさがあれば再発電し、短時間(500ルクスで1分程度)で発信を再開することができます。
5)加速度センサーによる動作信号及びソーラーパネルによる受光信号の有無により、発信の周期を自動で切り替え、省電力制御を行うことが可能です。
6)ボタンを押すことにより、本体に内蔵されたLEDで電池残量の有無を確認することができます。
7)3気圧防水により雨に濡れる恐れのある屋外や水を扱う作業現場でも使用することが可能です。
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2.主な仕様
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/322515/table_322515_1.jpg
3.価格: オープン価格
4.出荷開始: 8月末
5.製品紹介サイト: https://www.sii.co.jp/bcn/
以上
プレスリリース提供元:@Press