プレスリリース
「道の駅」で地域の個性に出会う 近場の魅力を再発見する「未知の旅」〜 様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開 〜
積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。
お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。
第31弾として2022年8月19日(金)に、コロナ禍で広がる新たな旅のスタイルのストーリーを公開しました。
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皆さんは休日のレジャーや外出などどのようにお過ごしでしょうか
■コロナ禍で広がる新たな旅のスタイル
新型コロナウイルス感染症の拡大により、人との接触や行動が制限されるようになって、2年以上が過ぎました。
少しずつ行動制限の緩和などが模索される中、7月に入ってから、改めて感染者数が急増。厚生労働省の専門家会合では“第7波”に入ったという認識が示されたほか、政府は7月に「全国旅行支援」の実施延期を発表するなど、遠方への旅行には慎重な姿勢が続いています。
ただその一方で、新たな旅のスタイルとして注目を集めているのが、3密を避けながら近距離の旅行を楽しむ、いわゆる“マイクロツーリズム”。地域をまたがない旅行などを対象に都道府県が行う「県民割(地域観光事業支援)」への国の補助も、8月末まで延長されています。
■地域の知られざる魅力を渡り歩く旅「Trip Base 道の駅プロジェクト」
こうした中、積水ハウスと世界最大のホテルオペレーターであるマリオット・インターナショナルが新たな旅のスタイルとして提案しているのが「Trip Base 道の駅プロジェクト」です。
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道の駅に併設するのは、ロードサイド型ホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット」
「Trip Base 道の駅プロジェクト」は、地域や自治体、パートナー企業とともに、観光を起点に地域経済の活性化を目指す地方創生事業。「道の駅」を拠点に、地域の魅力あふれるスポットを体感しながら渡り歩く旅を提案しています。
その最大の特長は、道の駅に隣接したホテルであるということ。
「道の駅」は、これまで車移動する人たちの通過点・休憩場所という位置付けで、その周辺で宿泊することはあまりなく、短時間の滞在が中心でした。しかし、道の駅にホテルを併設することで、ゆっくりとその周辺エリアを散策する機会が増え、“移動途中の休憩場所”といった短い滞在では出会うことができなかった“その地域ならでは”のアクティビティや体験ができるようになります。
また、ホテル館内にはレストランがなく、宿泊に特化した素泊まりのホテルです。あえてレストランをつくらないことで、利用者には、道の駅をはじめとする地元の人しか知らないような地域のお店やスポットで、食事やお土産などの買い物を楽しんでもらい、地域の人々との交流につなげてもらうことをコンセプトにしています。そうした狙いもあって、ホテルの紹介サイトには、ホテル情報と一緒に、その地域の魅力を伝えるコメントをはじめ、周辺の地元のおいしいものを紹介する「ごちそうマップ」や近くの観光情報をまとめた「おでかけマップ」、近隣の「道の駅」情報も掲載。「この道の駅でこれを買いたい」とか「あの土地の名物のあれを食べたい」といったきっかけで、地域を楽しむ旅を計画するのも楽しいですよね。
■多くの企業との連携で地域ごとの魅力を掘り起こし
このプロジェクトでは、各地域で45社(2022年4月時点)もの企業・団体などと事業連携することで、地域の魅力を掘り起こすことにも力を入れています。
例えば、株式会社クラダシとの連携では、黒枝豆などの特産物のある京都府京丹波町で、就農人口の減少などによって収穫しきれずに出荷前に自然廃棄・ロスしていた地元で栽培した農作物の収穫を体験するインターンシップを行いました。
また、漁業の町・和歌山県すさみ町でも、漁師の減少で失われつつある伝統的な漁法「ケンケン漁」を実際に体験するインターンシップを実施したり、市場価値が低いために市場に出回ることなく廃棄されている地魚の販売を支援したりと、フードロスを解決しながら地域の関係人口を増やし活性させる地域貢献を推進しています。
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消えゆく伝統産業として懸念されているすさみ町の伝統漁法「ケンケン漁」
このほかにも、株式会社あさひなどとの連携で、京丹波町にある道の駅「京丹波味夢の里」から、地域をよく知るガイドと一緒に穴場を巡るサイクリングツアーを実施。ただ観光スポットを巡るだけでなく、親子でミッションに挑戦しながら自然を満喫し、日が暮れたら道の駅内の広場で焚火を眺めながらツアーの思い出を振り返り。そして、道の駅に隣接するホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・京都京丹波」で宿泊して旅の疲れを癒す、といったプランも提供しています。
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レンタルサイクルで京丹波の自然を堪能
まさにコロナ禍の真っただ中である2020年10月の開業を皮切りにスタートした「Trip Base 道の駅プロジェクト」。2022年8月現在、7道府県に18か所のホテルを開業しており、今後、2025年までに26道府県で約3,000室規模の開業を計画しています。
日本国内には、地域のまだまだ知られていない魅力がたくさん眠っています。
これまでは通過点だった「道の駅」を旅の拠点にして、目的地を定めずに、地域の知られざる魅力スポットを巡り、その地域の魅力を味わい尽くす。また、偶然の出会いを楽しみながら渡り歩く。
これから少しずつ涼しくなり、実りの季節でおいしいものが多くなってくる秋に向けて、そんな旅を計画してみてはいかがでしょうか。
プレスリリース提供元:@Press