プレスリリース
株式会社デベロップ(本社:千葉県市川市、代表取締役:岡村 健史、以下「デベロップ」)は、災害などの有事に被災地へ駆けつけ「レスキューホテル」となるコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 甲賀」を2022年9月に開業します。また開業に先立ち、2022年8月23日(火)にレスキューホテルの出動に係る災害協定を滋賀県甲賀市と締結します。本協定をもって、デベロップの自治体等との災害協定の締結数は100例目を迎えます。
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レスキューホテル出動の様子
【ホテル開業の背景および滋賀県甲賀市との災害協定締結の経緯】
近畿地方で2店舗目となる「HOTEL R9 The Yard 甲賀」は、滋賀県甲賀市に所在します。当ホテルの程近い位置に製薬会社を中心とした複数の工業団地が集積し、周辺には「忍者ゆかりの地」として人気の観光スポットも点在しています。近畿地方を繋ぐ新名神高速道路「甲南IC」まで車で5分と、県内外へのアクセスも良好なため、ビジネスや観光など様々なシーンでご活用いただけます。さらに当ホテルは、有事の際には地域の防災拠点としての機能を担い、客室の移動により必要とする場所に防災拠点を設置することが可能です。
甲賀市では、自然による水害や土砂災害の被害が大規模化するリスクを鑑み、自助・共助・公助の防災対策を強化しています。今回、9月に開業を予定する当ホテルが、災害時にはレスキューホテルとして避難所の確保や住民生活の早期安定化に寄与する点に着目いただき、協定締結に至りました。災害時には、市民の安心・安全に寄り添うホテルとなるようすみやかな出動を目指し、体制の整備に努めます。
デベロップは、近年多発する自然災害や新型コロナウイルス対策への活用事例などから、多くの自治体でレスキューホテル活用の検討が進んでおり、今回協定を締結する甲賀市で100例目となります。災害に強いまちづくりに貢献するため、引き続き自治体との災害協定の輪を広げて参ります。
【施設見学会および災害協定締結式について】
開催日 :2022年8月23日(火)
開催時間 :(災害協定締結式) 11時00分〜11時15分
(施設見学会) 11時20分〜11時50分
場所 :HOTEL R9 The Yard 甲賀(滋賀県甲賀市甲南町竜法師沢ノ尻398-1)
※雨天の場合、「甲南地域市民センター3階会議室」
(甲賀市甲南町野田810)にて行います。
出席者 :岩永 裕貴 甲賀市長、岡村 健史 デベロップ代表取締役、他
施設見学対象者:報道関係者
申込方法 :事前申込制(「施設見学会申し込み書」参照)
【HOTEL R9 The Yard 甲賀 施設情報】
施設名 : HOTEL R9 The Yard 甲賀
(ホテルアールナイン ザ ヤード コウカ)
施設場所 : 滋賀県甲賀市甲南町竜法師沢ノ尻398-1
アクセス :【お車】 新名神高速道路 甲南ICより車で5分
【電車】 JR草津線 甲南駅より徒歩20分、タクシーで4分
敷地面積 : 2,885m2(872坪)
オープン日 : 2022年9月予定
予約受付開始日: 2022年9月予定
客室数 : 36室
客室構成 : ダブルルーム31室/ツインルーム5室
<ダブルルーム>
定員:2名
広さ:13m2
料金:1名 5,000円/泊〜
2名 7,000円/泊〜
<ツインルーム>
定員:2名
広さ:13m2
料金:1名 5,000円/泊〜
2名 8,000円/泊〜
ホームページ : https://hotel-r9.jp/hotels/koka/
【災害時には避難所等になるフェーズフリーのホテルで備えない防災を】
デベロップが運営する「HOTEL R9 The Yard(ホテル アールナイン ザ ヤード)」シリーズは、斬新な外観と上質な空間を持ち合わせたコンテナホテルです。
建築用コンテナモジュールを利用した独立客室は、隣室と壁を接しないため静粛性とプライバシー性に優れます。13m2の室内には、良質なベッド、ゆったり使用できるユニットバス、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、加湿空気清浄機を備え、上質な宿泊空間を提供します。そのため長期滞在でも快適に過ごせるとお客様の好評を得て、全国55店舗1,841室(開業準備中店舗含む)を展開しています。
また、有事の際には客室をすみやかに被災地へ移設し避難施設等にご利用いただく「レスキューホテル」としての役割を担うことで、災害に強い社会をつくり、未来の命や暮らしを守ることを目指します。尚「動くホテル」「レスキューホテル」との語および、それらの関連標章※は、各々、末尾のとおり、商標登録をしております。
ホテル アールナイン ザ ヤード シリーズ ブランドページ
https://hotel-r9.jp/brands/theyard/
レスキューホテル ウェブサイト
https://www.dvlp.jp/lp/rescue_hotel
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レスキューホテル出動拠点 HOTEL R9 The Yard シリーズ 外観(画像は東近江店)
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客室(ダブルルーム)
【東日本大震災の経験をもとに実現。レスキューホテル誕生の経緯】
2011年の東日本大震災では、コンテナ型備蓄倉庫や復興従事者用宿泊施設の建設などで震災後間もなく現地に入りました。被災地の方が多くの避難所で生活に大きな負担を強いられている状況を目の当たりにし、発災後に安心安全なプライベート空間を迅速かつ簡便に提供したいという想いで誕生したものがレスキューホテルです。
動くホテルの1例目として、宮城県石巻市で復興従事者用宿泊施設として利用されたコンテナを栃木県佐野市に移設し2017年10月「HOTEL R9 SANOFUJIOKA」としてリニューアルオープン。
その後、更なる移設性を高めるべく1台1客室型に改良、2018年12月「HOTEL R9 The Yard(ホテル アールナイン ザ ヤード)」シリーズ1号店が栃木県真岡市にオープンしたことを皮切りに本シリーズを全国各地へ展開。全国どこへでもすみやかにレスキューホテルが駆けつける体制づくりを目指します。
【レスキューホテル出動実績】
2020年4月に長崎クルーズ船内における新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてレスキューホテル初の有事出動を行いました。その後、東京都三鷹市および東京都千代田区、都内民間病院へPCR検査体制強化のために出動。空調を完備した客室は、季節や天候等に関係なく診療活動を行うことができ、医療従事者の負担軽減のために利用されました。
2021年12月に栃木県へ新型コロナ第6波およびオミクロン株の感染拡大対応のために臨時医療施設として126室を出動。さらに2月より、千葉県と東京都の臨時医療施設の付帯施設として計21室が利用されました。レスキューホテルは、1台1客室の独立した客室構造により、宿泊施設としてだけでなく診察室やナースステーション等にも活用可能なことから、自治体や民間の病院の有事インフラとして地域医療に貢献する機会が増えています。
■レスキューホテルは「日常時」と「非常時」のどちらにおいても役に立つ商品として「フェーズフリー認証」を取得しています。
■災害時の備えを全国へ展開し、強靭なまちづくりに貢献〜SDGsの取り組み〜
レスキューホテルは、「SDGs事業認定」を取得しています。災害時の備えとして自治体との協定締結の輪を広げ、各自治体のBCP(事業継続計画)に寄与し、持続可能な開発目標の達成に貢献します。
【運営会社】
会社名 : 株式会社デベロップ
代表者 : 代表取締役 岡村 健史
所在地 : 千葉県市川市市川一丁目4番10号
設立 : 2007年2月
事業内容 : 建築・不動産事業、エネルギー事業、ホテル事業、
施設管理事業、資産運用代行事業
ホームページ: https://develop-group.jp
※「レスキューホテル The Yard(商標 第6240114号)」、「災害支援型レスキューホテル(商標 第6394774号)」、「医療従事者支援型レスキューホテル(商標 第6394775号)」その他「レスキューホテル」の語を用いた商標、並びに「動くホテル The Yard(商標 第6240108号)」その他「動くホテル」を用いた商標は、当社の登録商標です。
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