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京阪ホールディングス株式会社 株式会社京阪流通システムズ 京阪電気鉄道株式会社

5000系車両を KUZUHA MALL のSANZEN HIROBA に復刻展示します

(@Press) 2022年07月28日(木)14時00分配信 @Press

京阪ホールディングス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:石丸昌宏)、株式会社京阪流通システムズ(本社:大阪市中央区、社長:松下靖)および京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪市中央区、社長:平川良浩)は、京阪流通システムズが運営するKUZUHA MALL内の「SANZEN-HIROBA」において、2023年春、京阪電車で活躍した5000系車両をデビュー当時の姿で復刻展示いたします。
5000系車両は、1970(昭和45)年12月に京阪線に導入され、ラッシュ時には5扉すべてを使用することで乗降をスムーズにし、それ以外の時間帯には2扉を締め切り、扉上部に格納していた座席を下降させ座席数を増やすことができる特徴ある車両として長く愛されてきましたが、ホームドア導入に伴う扉位置の統一のため、2021年9月に惜しまれながら引退いたしました。
今般、様々な知恵や工夫を凝らした5000系車両を、京阪の「進取の精神」の象徴として先頭車(5551号車)の半両分を保存し、「SANZEN-HIROBA」に展示することといたしました。車外塗装や座席色など車内・車外の設備を1970年のデビュー当時の姿に復刻するほか、座席昇降できる形で保存します。また今回、同じく京阪線で長く活躍する2600系車両の先頭部分カットモデルも展示し、既に設置しております旧3000系車両と合わせ、往年の名車3車系を一堂に展示させます。
なお、3社では2023年春の復刻展示に先駆けて、「5000系復刻プロジェクト」と銘打ち、体験イベントのほか5000系車両の部品やオリジナルグッズの販売など各種企画を実施します。詳細は次ページ以降のとおりです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/319953/img_319953_1.png
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/319953/img_319953_2.png
▲復刻展示予定の5000系「5551号車」 ▲1970年デビュー当時の5000系車両

【5000系復刻プロジェクト】
1960年代の京阪線は高度成長の波に乗り、また1963(昭和38)年4月に淀屋橋延長線が開業したことで、輸送人員は増加の一途をたどっていました。車内の混雑も限界に近づきつつありましたが、ラッシュ時の増発には停車時分の短縮が必要でした。
そこで、ラッシュ時には5扉で、ラッシュ時以外には天井部に収納した座席を下ろして3扉で運用するというアイデアを実現したのが5000系車両です。当社では初めてアルミ合金製を採用するなど新機軸を満載した車両でした。
ラッシュ時の混雑対策に貢献し、長年にわたり京阪線で活躍した5000系車両でしたが、京橋駅へのホームドアの設置が決まったことから、扉位置が他の車両と異なる5000系車両は2018年から順次引退することになり、2021年9月に最後の1編成が引退しています。
長年お客さまに親しまれ、また時代をリードした画期的な技術を有する車両をどのような形で後世に残しておくべきか、検討を重ねた結果、多くの方に引き続き親しんでいただけるよう、5000系車両と同様に当時の最先端の技術力や企画力を活かした旧3000系車両の元テレビカー1両を展示しているSANZEN-HIROBAへ、デビュー当時の形で復刻展示することになりました。
今後、SANZEN-HIROBAへの展示に向け、さまざまな企画を予定しています。詳細等については、京阪電車のホームページ「5000系復刻プロジェクト」特設ページをご覧ください。
https://www.keihan.co.jp/traffic/event/series5000/


プロジェクトロゴ
HISTORIC LINK
ラッシュ時の混雑緩和と乗降時間の短縮を目的に、さまざまな知恵や工夫を凝らし、「進取の精神」の象徴として活躍してきた5000系車両。鉄道のプロフェッショナルが集結し、世代を越えて継承してきた、またこれからに繋げていくことを「HISTORIC LINK」に込め、5000の文字・5ドア、内2ドアはラッシュ用ドアを、5000系の特徴を視覚化したデザインです。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/319953/img_319953_3.png


SANZEN-HIROBAについて

2014年3月のKUZUHA MALL増床・リニューアルを機に、初代くずはモール街「汽車の広場」のDNAを継承・進化させた「まちの広場」としての機能を持たせ、シンボルとして旧3000系車両を展示する「SANZEN-HIROBA」を開設しました。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/319953/img_319953_4.png
▲オープン時のSANZEN-HIROBA (写真左側に設置されている車両は旧3000系車両)

今般、開設から10年目を迎える2023年春を目途に、旧3000系車両と同様に往年の名車である5000系車両と2600系車両の先頭部分カットモデルを設置することで、さらに多くの方に訪れていただくとともに、京阪電車の「進取の精神」およびそのDNAを存分に体感していただき、「京阪ファン」となっていただけるような展示を目指しています。
また、今後も様々な催事やイベントをSANZEN-HIROBAにて開催することにより、まちの広場としての魅力をさらに高めていきます。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/319953/img_319953_5.png
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/319953/img_319953_6.png
▲イベント時の様子 ▲設置イメージ


5000系復刻プロジェクトのイベント・物品販売の概要について

1.5000系車両撮影会
寝屋川車庫にて、5000系車両撮影会および車内から座席昇降実演の見学をしていただきます。
【開 催 日】8月20日(土)・21日(日) 2日間
【開催場所】京阪電車 寝屋川車庫
【使用車両】5551-(7)-5601
【定 員】各日30名
【参 加 費】1名8,000円(税込・参加記念品含む)
[行程]10:50〜11:20 受付(萱島駅西改札口前)
12:00〜 撮影会(1時間程度・寝屋川車庫に停車中の車両を大阪方から撮影)
13:30〜 座席昇降実演見学(車内)
14:40 解散(萱島駅)
【申込方法】京阪カードECサイト「e-kenetマーケット」からお申込みください。
https://www.e-kenetmarket.net/products/detail.php?product_id=29715
【募集期間】7月29日(金)12時30分〜8月15日(月)23時59分
※雨天決行(荒天中止)、イベント内容は変更になる場合がございます。

2.小学生限定5000系車両体験イベント
小学生を対象に、5000系車両の「座席昇降実演・車両見学」「車掌体験」がセットになった体験イベントです。
【開 催 日】8月27日(土)・28日(日)の2日間
【開催場所】京阪電車 寝屋川車庫
【使用車両】5551-(7)-5601
【定 員】各日20組(小学生と保護者 2名一組)
【参 加 費】1組3,000円(税込・参加記念品含)
[行程] 9:50〜10:20 受付(萱島駅西改札口前)
10:50〜 座席昇降実演
11:10〜 車掌体験・車両見学
12:40 解散(萱島駅)
【申込方法】申し込み方法はイベント特設ページをご覧ください。
https://www.keihan.co.jp/traffic/event/series5000/event.html#event220827
【募集期間】7月29日(金)12時30分〜8月15日(月)23時59分
※雨天決行(荒天中止)、イベント内容は変更になる場合がございます。
※マスコミ関係者の取材がある可能性があります。予めご了承ください。

3.5000系車両部品販売(予定)
車内部品(運転台部品、5000系ラッシュ用扉、5000系格納式座席)の販売を予定しています。いずれの商品も数量限定です。(申込方法や販売価格等は2022年10月中旬以降、イベント特設ページでお知らせします。)

4.5000系復刻プロジェクトオリジナルグッズ販売(予定)
(1)京阪電車5000系トートバック 価格:1,500円(消費税等含む)
(2)京阪電車5000系マスキングテープ(2種) 価格:各500円(消費税等含む)
(3)京阪電車アクリルキーホルダー(車両番号5551)価格:700円(消費税等含む)
いずれの商品も2022年10月開催予定の京阪電車オリジナルグッズ販売会で販売します。
(開催場所および開催時間等は、後日イベント特設ページでお知らせします。)

以 上


プレスリリース提供元:@Press

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