プレスリリース
株式会社タクマ(本社:兵庫県尼崎市、社長:南條博昭)は、山陽小野田グリーンエナジー株式会社向けバイオマス発電プラント(以下、「本発電所」)を受注しました。
事業の概要
本事業は、西松建設が中心となりSPCを設立して取り組むバイオマス発電事業です。同社は「2030年度CO2排出ネットゼロ」を掲げ自社から排出されるCO2排出量の削減に取り組んでおり、その一環としてバイオマス発電事業へ参入されました。
本発電所の概要
本発電所は、主に山口県内や近隣の山林から搬出される林地残材、間伐材等の未利用材などを燃料として1,990kWの発電を行います。2,000kW未満の未利用木質バイオマス発電は、林地残材を始めとする未利用バイオマスの活用や、林業振興、地域雇用など地域の活性化に貢献する事業として期待されています。
2015年度にFIT制度で間伐性由来の木質バイオマス2,000kW未満の買取区分が設定されて以降、当社では9件目となる受注です。国内外合わせて630基以上の豊富な納入実績を有し、多様な燃料に対応可能な当社のプラントが高く評価され、採用に至りました。
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プラントイメージ
当社の取り組みについて
当社は今後も、これまでに培ってきた豊富な実績と技術をもとに多種多様なバイオマスの特性に対応した高効率なプラントの提供を通じて、再生可能エネルギーの普及と温室効果ガスの排出削減に貢献し、ESG課題(※1)でも掲げる気候変動対策への貢献、資源・環境保全を図り、持続可能な社会の形成を目指してまいります。
(※1) 当社のESGへの取り組みについて
https://www.takuma.co.jp/esg/
概要
納入先 山陽小野田グリーンエナジー株式会社(西松建設株式会社が中心となり設立されたSPC)
建設場所 山口県山陽小野田市大字高畑字北畑77番111
設備概要 バイオマス発電プラント(発電出力:1,990kW)
用途 FIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)を利用した発電事業
使用燃料 木質チップ(未利用材等)
完成予定 2024年6月末
プレスリリース提供元:@Press