• トップ
  • リリース
  • 「げんきサポートクラブ」の活動をさらに強化 人生100年時代!定年退職後の多様なライフスタイルを支えるために 〜定年退職後の健康管理をサポートします〜

プレスリリース

  • 記事画像1

公益財団法人中国労働衛生協会

「げんきサポートクラブ」の活動をさらに強化 人生100年時代!定年退職後の多様なライフスタイルを支えるために 〜定年退職後の健康管理をサポートします〜

(@Press) 2022年05月26日(木)10時00分配信 @Press

公益財団法人中国労働衛生協会(所在地:福山市引野町5-14-2、理事長:宮田 明)は、2016年に福山市在住の40歳以上を対象とした「げんきサポートクラブ」を立ち上げ、定年退職を迎えた方や個人事業主、主婦など健康診断を受ける機会がない、受診方法がわからない方々に、健康診断受診の機会や健康診断以外の付加サービスの提供を目的とした、入会金および年会費無料の会員制の組織として運営しています。新たな取り組みとして、「人間ドック」を2022年5月、「フレイル予防ドック」を7月から開始します。
新型コロナウイルス感染症への感染の不安による健康診断受診控えが深刻な社会問題となっている中、中国労働衛生協会では地域の健康診断の受診率の向上、健康寿命の延伸に少しでも貢献するため、「げんきサポートクラブ」の活動をさらに強化します。
なお、中国労働衛生協会は、昨年2月に福山市と「健康増進に関する連携協定」を締結し、特定健診やがん検診等の受診率向上やフレイル予防でも相互に協力を行っており、今回の取り組みはその一環として実施します。詳細は以下の通りです。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/311215/LL_img_311215_1.jpg
定年退職後の健康管理をサポートします

1. 「げんきサポートクラブ」の新たな取り組み
新たな取り組みとして、日本初となる健康診断にフレイル*のチェックやロコモ健診(運動器のチェック)、医師による結果説明、専門家による運動及び栄養指導などを加え、フレイル予防に重点を置いた「フレイル予防ドック」の新設や、市の助成制度を活用し個人の費用負担を抑えた「人間ドック」、高齢者向けのオプション検査を導入するなどさまざまなメニューを取りそろえ、その人のライフスタイルとニーズに合った健康診断をご用意し提供します。
*フレイル:加齢により心身の活力が衰えた状態をいいます。「健康」と「要介護」のあいだの状態で、放置すると要介護になる危険があります。


2. 「げんきサポートクラブ」の特徴とは
中国労働衛生協会では、従来から行ってきた労働者の健康管理のみならず、定年退職後の高齢期を迎える方々の健康管理をサポートすることにも力を入れています。
「げんきサポートクラブ」は、入会金および年会費無料の会員制の組織として、定年退職後に健康診断を受ける機会がなくなっても継続して受診できるよう、定期的な健康診断の案内やさまざまなオプション検査の紹介、さらにはヘルスリテラシー向上のため健康情報やフレイル予防その他のイベント等の案内など、定年退職後の健康管理のサポートを行っています。


3. サービス内容強化の社会的背景
・定年退職後のライフスタイルの変化
これまでは、60〜65歳で定年を迎え、定年後は引退し余暇を楽しむ等が主流でしたが、これからの人生100年時代においては、定年退職後も仕事を継続する人、アルバイトをする人、ボランティア活動を行う人、早期退職し学び直して第2ステージで活躍する人など、ライフスタイルは多様化しています。多くの人が「健康であれば働き続けたい」と思う時代であるため、健康管理がより重要になっています。

・定年退職後の健康管理の重要性
現在、「平均寿命」と「健康寿命」には10歳近く開きがあります。
健康寿命は、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間といわれていますので、いかに自立した生活を送れるかが、人生100年時代を生き抜くための大きなポイントとなってきます。
これまでの病気の治療を中心とした「治す医療」から、病気が発生する前の段階である「未病のケア」や生活機能を維持するための「支える医療」への転換期である現在、「げんきサポートクラブ」は定年退職後の高齢期に向けて、生活習慣病やがんだけでなく認知症や「要介護」の前段階である「フレイル」といった様々な健康課題にも着目して、それらの予防に向けたアプローチにも重点を置いています。

・定年退職後の健康診断受診率の低迷
日本総合健診医学会などが行った調査によると、新型コロナウイルス感染症への感染の不安による健康診断の受診控えにより、令和2年度の健康診断受診者数は前年度と比較して全国で約1割減少しており、深刻な社会問題になっています。
また、令和元年度の広島県の国保特定健診受診率は30.7%で、47都道府県中第42位、なかでも福山市の国保特定健診受診率は県内ワースト2位の26.9%とさらに低い水準となっています。これは、在職中はほぼ全ての方が受診していた健康診断を定年退職後は3割程度の方しか受診していないことを表しており、市民の健康の保持増進のため受診率向上の取り組みが急務となっています。
中国労働衛生協会では、受診率向上の取り組みとして「げんきサポートクラブ」の展開や、気軽に健康診断を受診できる環境を提供するための「健診行こうDay!」を開催するなど、特定健診の受診率向上につながるための取り組みを積極的に行っています。


【公益財団法人中国労働衛生協会 概要】
代表者 : 理事長 宮田 明
所在地 : 広島県福山市引野町5-14-2
設立 : 昭和53年
事業内容: 健康診断事業、保健指導・健康教育事業、作業環境測定事業、
社会貢献事業等
URL : https://churou-wp.sub.jp/

プレスリリース提供元:@Press

このページの先頭へ戻る