プレスリリース
日本介護食品協議会(所在地:東京都千代田区、会長:森 佳光(キユーピー(株)執行役員 広報担当))は、2022年4月に設立20周年を迎えました。昨年9月から11月までは「日本介護食品協議会PRデザインコンテスト」を実施、オリジナルキャラクター315件、20周年記念オリジナルロゴ348件の応募の中から、それぞれグランプリを決定し、これを公式に採用することといたしました。超高齢社会の現代に、広く受け入れられるような親しみやすいキャラクター、わかりやすいロゴデザインとして大いに活用して参ります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/302563/LL_img_302563_1.jpg
オリジナルキャラクター「かいごちゃん」と「ささえちゃん」
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/302563/LL_img_302563_2.jpg
20周年記念オリジナルロゴマーク
<都営バスラッピング・電車広告もスタート>
オリジナルキャラクター、「かいごちゃん」「ささえちゃん」のお披露目を記念して
2022年4月より1年間、都営バス広告、電車広告を実施します。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/302563/LL_img_302563_3.jpg
「かいごちゃん」「ささえちゃん」を使用した都営バスラッピング
概要:都営バスラッピング
路線:都営バス巣鴨営業所
期間:2022年4月〜1年間
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/302563/LL_img_302563_4.jpg
オリジナルキャラクターを使用した都営線でのUDFの啓蒙活動
概要:都営線妻面ポスターヘルプマークタイアップ
路線:都営浅草線、新宿線 各1編成
期間:2022年4月〜1年間
●ヘルプマークとは
義足や人工関節、内部障害や難病をお持ちの方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていている方、視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な方などがそのことを周囲の方に知らせることができるマークです。
<日本介護食品協議会20周年記念ページを公開>
URL: https://www.udf.jp/20th/index.html
20周年を記念したページには、上記のキャラクターや20周年記念ロゴマークの発表の他、本会20年のあゆみを簡単にご紹介しています。本ページは、本会が設立総会を開催した4月26日より公開いたします。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/302563/LL_img_302563_5.jpg
日本介護食品協議会20周年記念ページを公開
■「ユニバーサルデザインフード」で食べる楽しみをすべての人に
当協議会が推進する「UDF=ユニバーサルデザインフード」は、普段の食事から介護食まで多くの方が利用できるように考えられた、食べやすさに配慮した食品です。高齢者はもちろん、歯の治療中の方など、かむ力や飲み込む力に合わせて4つの区分から選んでいただけます。手軽に調理できるレトルト食品や冷凍食品をはじめ、飲み物や食事にとろみをつける「とろみ調整食品」もあり、多くの企業から2,000種類を超えるたくさんの商品が発売されています。また、食べやすさだけでなく、美味しさや栄養への配慮はもちろん、パッケージの表示もわかりやすく工夫されています。「食べる楽しみをすべての人に」が私たちのコンセプトです。
■親しみやすいキャラクターとロゴで介護食を身近に
総務省の最新のデータ(※1)によると、日本における65歳以上の高齢者の人口は3,640万人、前年に比べ約23万人増加し、過去最多を記録しています。65歳以上の高齢者人口も総人口の29.1%を超え、過去最高である現代において、介護はだれしもが関わる身近なテーマです。ユニバーサルデザインフード生産量も2011年から2020年の10年間に約10倍となり(※2)、今後も拡大を続けることが予測されています。創立20周年の節目に決定したこのたびのオリジナルキャラクターと20周年をPRするオリジナルロゴマークにより、ユニバーサルデザインフードについて一般消費者の皆様に一層興味関心を持っていただくことをねらいとしています。
※1 総務省 令和3年9月「統計からみた我が国の高齢者」
( https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1290.html )
※2 日本介護食品協議会 令和3年版「ユニバーサルデザインフード生産統計」
( https://www.udf.jp/statistics/production.html )
■協議会発足経緯
西暦2000年当時、我が国の人口構成は高齢社会から超高齢社会の過渡期にあり、 同年には介護保険制度もスタートしました。介護を要する階層が増大する中で市場には新たに「介護」をコンセプトとした加工食品が出回り始めました。しかし、表示や食べやすさに関する統一基準がなく、食品メーカーごとにバラバラの仕様で販売されていたことから、今後見込まれる介護食品の需要増加にあたって利用者の混乱が予測されました。
このような中、食品の安全性・衛生性の観点だけでなく、物性・機能性といった点を重視した 介護食品の業界統一規格を策定すべく、専門団体設立を目指した動きが活発となり、介護食協議会(仮称)設立ワーキンググループ(5社)、日本介護食品協議会設立準備委員会(18社)、日本介護食品協議会発起人会(18社)を経て、平成14(2002)年4月26日、38社の参加を持って 日本介護食品協議会が誕生・発足しました。
【協議会概要】
名称 : 日本介護食品協議会
会員企業数: 93社(食品・容器包装・原材料等メーカー、流通関係企業等で構成)
所在地 : 〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町10-2 翔和神田ビル3階
会長 : 森 佳光(キユーピー株式会社 執行役員 広報担当)
協議会URL : https://www.udf.jp/
プレスリリース提供元:@Press