プレスリリース
【主なハイライト】
● Ansysの最高クラスのシミュレーションソリューションが、LG Electronics社の持続可能性とデジタルトランスフォーメーションに注力した次世代技術の開発を支援します。
● AnsysとLG Electronics社は、シミュレーションベースの研究開発(R&D)により促進される協働イノベーションを目指す新たな複数年のエンタープライズライセンス契約を締結します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/301055/LL_img_301055_1.jpg
AnsysとLG Electronicsの代表者がCES 2022でミーティングを持ち、持続可能性とデジタルトランスフォーメーションを推進する両社の戦略的パートナーシップについて話し合いました。左から、Sangkook Kim(チームリーダー、LGE)、Daehwa Jeong(エグゼクティブバイスプレジデント兼生産技術研究所長、LGE)、Prith Banerjee(CTO、Ansys)、Kyunggu Kim(ディビジョンリーダー、LGE)、Jungeui Hong(ストラテジックアカウントマネージャー、Ansys)。
ペンシルベニア州ピッツバーグ、2022年2月17日 ― Ansys( https://www.ansys.com )(NASDAQ:ANSS)はLG Electronics社にシミュレーションソリューションを提供し、製品開発の最初期段階でCAEに基づくバーチャルR&Dシミュレーションを組み込むことにより、LG Electronics社の持続可能性とデジタルトランスフォーメーションへの取り組み強化を支援しています。この組み込みによりエンジニアリングと製造の効率性が高まり、開発期間が短縮され、物理的なプロトタイプ製作の必要性が少なくなり、それによりコストも削減されます。
この協業は新たな5年間のエンタープライズライセンス契約で行なわれ、これによりLG Electronics社は従来の長期にわたる両社の関係とこれまでの契約に基づき、Ansysのトップレベルのシミュレーションソリューションを継続的に使用することができます。
Ansysのシミュレーションソリューションにより、LG Electronics社はそのコア技術ならびに、同社がデジタルトランスフォーメーションを提供するヘルスケア、センサー、機器、素材等の主要技術分野における製品開発の高速化と最適化が可能になります。例えば、1D〜3Dカップリングが可能なAnsysの仮想モデルにより、LG Electronics社は家電製品のコアモジュールであるコンプレッサーの動的特性を開発することができ、設計の選択肢が広がります。さらに、性能に関する予測精度は95%以上であり、Ansysのシミュレーションソリューションにより使用材料とコストさらには設計の見直しを大幅に削減し、製品開発を円滑化して持続可能性を高める資源効率の高い生産が可能となります。
「Ansysによる積極的な支援により、当社はワークフローを円滑にして予定よりも短期間で高品質な次世代製品を発表することができます。私たちには共通の成長機会があり、これからのさらなる発展を楽しみにしています。またそれと同じように重要なことですが、二酸化炭素排出量を削減しデジタルトランスフォーメーションを進めていきます。」(LG Electronics社、エグゼクティブバイスプレジデント兼生産技術研究所長、Daehwa Jeong氏)
「AI/機械学習(ML)、ハイパフォーマンスコンピューティング、デジタルツイン、光学、ヘルスケア等の市場でAnsysのCAEと先進のシミュレーションソリューションを活用することで、LG Electronics社は間違いなく製品開発を前に進め、さらには持続可能性を高めデジタルトランスフォーメーションを推進することができます。独創的、戦略的あるいは技術的なものであれ、LG Electronics社とAnsysのすべての協業は刺激的でタイムリーで、両社にとってウィン・ウィンとなるものです。」(Ansys、CTO、Prith Banerjee)
対面のコンタクトやオンサイトのリソースが制限されている中で、LG Electronics社のエンジニアはAnsysとのパートナーシップによりAnsys Learning Hubにアクセスして重要なシミュレーションのトレーニングをバーチャルに受けることができ、このパンデミックの中でもとても大きな効果を得ることができました。今回の新たな契約のもとで、両社は共同の技術セミナー、カンファレンスや他の機会を通じて協働イノベーションを進めていくことができるでしょう。
【Ansysについて】
ロケットの打ち上げをご覧になったり、飛行機で空を旅したり、車を運転したり、橋を渡ったり、PCを使ったり、モバイルデバイスの画面にタッチしたり、あるいはウェアラブルデバイスを身に付けたりされたご経験はおありでしょうか。それらの製品は、Ansysのソフトウェアを使って生み出されたものかもしれません。Ansysは、エンジニアリングシミュレーションの世界的リーディングカンパニーとして、今までにない優れた製品の誕生に貢献しています。最高水準の機能と幅広さを備えたエンジニアリングシミュレーションソフトウェアの提供を通じ、Ansysは、最も複雑な設計上の課題であっても解決を支援し、製品設計の可能性を想像力の限界まで押し広げています。
1970年に設立されたAnsysは、本社を米国のペンシルベニア州ピッツバーグ南部に置いています。詳細は、 https://www.ansys.com/ja-jp をご覧ください。
Ansys、ならびにANSYS, Inc.のすべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、ロゴ、標語は、米国およびその他の国におけるANSYS, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他すべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。
アンシス・ジャパン株式会社(ANSYS Japan K.K.)は、米国ANSYS, Inc. 100%出資の日本法人です。ANSYS, Inc.のシミュレーションソフトウェアを日本で販売し、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。
※本プレスリリースは、2022年2月17日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。
プレスリリース提供元:@Press