プレスリリース
2014年発売のロングセラー『エッセンシャル思考』の累計発行部数がついに50万部を突破! 発売から7年以上を経てもビジネス書の定番として支持され、コロナ禍の今、再び注目が集まる理由
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株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、2014年11月17日に発売した『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン/著 高橋 璃子/訳)https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761270438の累計発行部数が50万部を突破したことをお知らせいたします。
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◆コロナ禍を経て再注目が集まる『エッセンシャル思考』
2014年の発売当初から「仕事はつらいものだ」という固定観念を打ち崩す鮮烈なメソッドで反響を呼んだ本書。発売翌年の2015年にはビジネス書大賞 書店賞にも輝き、当社の新たなベストセラーとして確固たる地位を築きました。以来、「おすすめのビジネス書」として真っ先に名前が挙がる定番書となり、仕事だけでなく勉強、家事や育児、ひいては生き方そのものをより良い方向へ導いてくれる充実の内容が、男女問わず幅広い世代から、発売から7年経た現在も支持され続けています。
そんな本書に、コロナ禍を契機に世界のスタンダードが変わったといわれる2020年以降、再び注目が集まりました。タレント・経営者のローランドさんが雑誌や動画で『エッセンシャル思考』を紹介。その後、2021年には「中田敦彦のYouTube大学」で紹介され、多忙を極めるビジネスマンを中心に大反響を呼びました。また今年1月に人気YouTuber・コムドットのやまとさんがInstagramで紹介したことをきっかけに、若年層にも購読は広がっています。
コロナ禍を経て、リモート環境が充実したこともあり、社会では多様な生き方・働き方を認める動きが大きく加速しました。ひとつの会社に所属するライフスタイルでなく、フリーランスとしての活動、副業の開始や起業を視野に入れ、実際に行動を起こした人も多いはずです。
「現状を変えたい」「もっとより良く生きたい」と考えたとき、インターネットには情報が氾濫し、私たちの前にはあまりにも多くの選択肢が提示されます。やるべきことも、やりたいことも多すぎる。「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざのとおり、鉄人でもない限り、すべてをやり遂げることはできない。ここから一体何をどうやって選び取ればいいんだろう? そのとき、私たちがとるべき手段をはっきりと教えてくれるのが『エッセンシャル思考』です。
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◆「本当に大切なもの」を守り抜く方法を教えてくれる一冊
著者のグレッグ・マキューンは、多忙を極めるビジネスマンのひとり。本書を上梓する以前は、平日も休日もなく仕事に明け暮れていました。そんな彼に待望の長女が生まれたその日、決定的な出来事が降りかかります。
よく晴れた冬の日だった。私は病院にいる妻のもとを訪れていた。妻ははつらつとしていたが、やはり疲れは隠せなかった。3300グラムの元気な赤ちゃんを産んだばかりなのだ。
本当なら、人生のなかでも最高に幸せで満ち足りた時間になるはずだった。ところがそんなときに、私は仕事のことばかり考えていた。クライアントとの会議の時間が迫っていた。
(中略)
そのとき電話がかかってきて、会議には来られそうか、と訊かれた。私は反射的に、こう答えていた。
「はい、行きます」
そして妻と子供を病院に残し、会議に出かけたのだった。
そんな私に、同僚はこう言った。
「大変なときに来てくれて、クライアントも喜んでいると思うよ」
だが、クライアントの顔色は微妙だった。まさに私と同じことを考えていたのだろう。
「こんなときに、いったい何をやっているんだ?」
私は相手の機嫌を損ねないためだけに「イエス」と言い、それによって家族と自分を傷つけ、肝心な顧客の信頼さえ失おうとしていた。
結局、何ひとつ得るもののない会議だった。仮に何らかの成果があったとしても、妻と子供を置いてまで行く価値があるはずもない。私はみんなの機嫌をとろうとして、もっとも大切なものを犠牲にしたのだ。
著者が「本当に大切にしたいものを大切にするため」書き上げた本書は、私たちが自分にとって最も重要なことを明らかにし、必要のないものは切り捨てる、「より少なく、しかしより良く」生きる方法を授けてくれます。
もし、この先またコロナ禍のような大きな変化が起きたとしても、「エッセンシャル思考」を身につけていればそれが自分の行くべき道を明確に指し示してくれます。『エッセンシャル思考』は、不確実なことばかりの現代社会を生き抜く、私たちの人生の道標となるような一冊です。
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◆昨年12月にはシリーズ第2弾も発売
また、2021年12月には本書のシリーズ第2弾『エフォートレス思考』が発売されました。『エッセンシャル思考』で選び抜いた物事を「どのように」やるべきか学びたい読者に支持され、そちらは発売から約3ヶ月で累計発行部数12万部を突破しています。
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【目次】
PART1 エッセンシャル思考とは何か
第1章 エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
第2章 選択──選ぶ力を取り戻す
第3章 ノイズ──大多数のものは無価値である
第4章 トレードオフ──何かを選ぶことは、何かを捨てること
PART2 見極める技術
第5章 孤独──考えるためのスペースをつくる
第6章 洞察──情報の本質をつかみとる
第7章 遊び──内なる子供の声を聴く
第8章 睡眠──1時間の眠りが数時間分の成果を生む
第9章 選抜── もっとも厳しい基準で決める
PART3 捨てる技術
第10章 目標──最終形を明確にする
第11章 拒否──断固として上手に断る
第12章 キャンセル──過去の損失を切り捨てる
第13章 編集──余剰を削り、本質を取り出す
第14章 線引き──境界を決めると自由になれる
PART4 しくみ化の技術
第15章 バッファ──最悪の事態を想定する
第16章 削減──仕事を減らし、成果を増やす
第17章 前進──小さな一歩を積み重ねる
第18章 習慣──本質的な行動を無意識化する
第19章 集中──「今、何が重要か」を考える
第20章 未来──エッセンシャル思考を生きる
最終章 エッセンシャル思考のリーダーシップ
【著者プロフィール】
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グレッグ・マキューン
◎――McKeown Inc. のCEO。アドビ、アップル、グーグル、フェイスブック、ピクサー、セールスフォース・ドットコム、シマンテック、ツイッター、VMWare、ヤフーなど名だたる企業のコンサルティングをおこなう。著書『エッセンシャル思考』は全米ベストセラーとなり、ニューヨーク・タイムズ紙やファスト・カンパニー誌、フォーチュン誌などで取り上げられたほか、NPRやNBCなどの有名メディアでインタビューを受けた。ハーバード・ビジネス・レビューやリンクトインに人気ブログを寄稿し、ポッドキャスターとしても人気が高い。世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出された。
高橋 璃子(たかはし りこ)
◎――翻訳家。京都大学卒業。ラインワール応用科学大学修士課程修了(MSc)。訳書に『エッセンシャル思考』『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門』『NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法』(いずれも小社刊)、『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』(河出書房新社)、『GDP──〈小さくて大きな数字〉の歴史』(みすず書房)、『ブロックチェーン・レボリューション』(ダイヤモンド社)などがある。
【書誌情報】
書名:『エッセンシャル思考』
定価:1,760円(税込)
判型:46判
体裁:並製
頁数:320頁
ISBN:978-4-7612-7043-8
発行日:2014年11月17日
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