プレスリリース
海事産業向けソフトウェアプロバイダーであり、ロイド レジスター グループの一員である、Hanseaticsoft社(本社=ドイツ、ハンブルグ)は、1875年創業の国内外の大手海運会社向け傭船や船員の保有・船舶管理等を行う日本有数の今治船主である、「福神汽船」と契約を締結いたしました。今後アジア市場で、さらなるプレゼンスの拡大を進めてまいります。
現在、福神汽船は、船舶管理におけるデジタル化を加速させており、運航プロセス全体の効率性向上に向けて、Hanseaticsoft社の提供する、「Cloud Fleet Manager(CFM)」を同社の複数の船舶に導入しています。
Cloud Fleet Manager(以下、CFM)は、海運会社や船舶管理会社向け業務に見合う機能が搭載されており、陸上職、乗組員、また外部パートナーに対して、クラウドベースで単一かつリアルタイムのデータを提供することで、より効率的なデータ交換が可能です。また、各部門の個別のニーズに対応し、自動的にデータを交換する複数のモジュールによってワークフローが合理化され、船舶に関わる様々なデータの常時利用が実現いたしました。
福神汽船には、優れたUI/UXデザインによる使いやすさ、そして将来のビジネスに対応できる柔軟性と拡張性を備えたソリューションとして、当社のCFMを選択いただきました。またCFMに含まれる40種類以上のアプリケーションをフル活用いただくことで、購買、メンテナンス、乗務員の管理などの主要業務の効率化や自動化も図られ、購買や支出、予算管理、メンテナンス、点検、リスク管理など、多くの分野でリアルタイムに業務を可視化することができます。
さらに福神汽船には、CFM PowerBI Integrationをご利用いただくことで業務データの把握と詳細な分析が可能となります。様々なデータを取りまとめて一箇所で分析し、詳細な管理レポートを出力することでビジネス上必要とされる意思決定機能を強化することができます。
福神汽船の高畠マネージャーは、「CFMは、当社の船舶管理のデジタル化を加速させる重要な存在であり、今後の展開に大きな期待を寄せています」と述べています。また「このプラットフォームは、当社のすべてのプロセスを合理化し、改善すべき点を明らかにするものであり、また当社の業績向上やコスト削減に繋がると信じています。」と述べています。
Hanseaticsoft社の代表取締役社長であるアレクサンダー・ブッフマンは、「創業から147年という素晴らしいビジネスの実績を持ちながらも、なおかつ革新と進歩を重視する福神汽船様と、このたび協業できることを大変嬉しく思います」と話すとともに、「Cloud Fleet Managerは、同社の船舶管理をデジタル化し、オペレーション、意思決定、船舶と陸上スタッフ間のコミュニケーションを向上させるでしょう。これにより、福神汽船は将来にわたって競争力を維持し、成功を収めることができるのです。」と述べています。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/300181/LL_img_300181_1.jpg
Hanseaticsoft社Founder and CEO - Alexander Buchmann
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