プレスリリース
丸紅株式会社(以下、「丸紅」)と、京セラ株式会社(以下、「京セラ」)は、画像認識型「スマート無人レジシステム」(以下、「本システム」)を活用したスーパーマーケット向け画像決済サービスの実用化を目指し、実証実験を行うため、基本合意書を締結しました。まずは今夏に、神奈川県エリアのスーパーマーケット店舗で実証実験を行う予定です。
日本国内のスーパーマーケットでは、少子高齢化による労働力不足に伴い、店舗運営の効率化が大きな課題となっています。中でもレジ業務は、従業員や消費者が商品のバーコードを1点1点スキャンする必要があり、時間がかかること、混雑時にはレジ待ちによる行列が発生すること等から、店舗・消費者双方の大きな負担となっています。しかし現状では、レジ業務の効率化には、人的リソースや導入費用が必要であり、なかなか課題解決が進まないのが実態です。
本システムは京セラ先進技術研究所にて開発された独自技術により、重なり合った複数の商品を即座に画像認識するもので、レジ業務の省力化、効率化が可能となります。また、導入に際しては大規模な設備投資や工事は必要なく、カメラとPC、ディスプレイのみの設置で、低コストで簡単に利用することができます。
丸紅と京セラは、丸紅の強みでもある流通分野でのネットワークや商品データと、京セラの持つ本システムを掛け合わせ、実証実験を通して本サービスの向上を図り、将来的には事業化を目指していきます。
<「スマート無人レジシステム」について>
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/299614/img_299614_1.jpg
・対象商品の重なりや、手に持った状態で
も物体認識が可能
独自開発の物体認識AI技術を活用し、
商品が重なって置かれた状態や、利用者
が商品を手に持った状態でも、高精度に
認識することが可能。
・低コストで簡単
既存のレジ台にカメラとPC、ディスプレ
イを1台ずつ設置することで導入できる
ため、大規模な設備投資や工事が不要。
・新規商品の登録が簡単
従来のシステムでは、新規商品を登録する際、登録済の商品を含む全商品を改めて
登録する必要があるのに対し、本システムでは新規商品のみを登録することがで
き、大幅な時間短縮が可能。
<概念図>
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/299614/img_299614_2.png
【丸紅概要】
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/299614/table_299614_1.jpg
【京セラ概要】
表2: https://www.atpress.ne.jp/releases/299614/table_299614_2.jpg
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