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特定非営利活動法人タイガーマスク基金

働きながら大学を卒業した児童養護施設出身学生の巣立ちを応援!臨時給付金を届けるクラウドファンディングを3月20日まで実施中

(@Press) 2022年02月24日(木)10時00分配信 @Press

児童養護施設で暮らす&巣立つ子どもたちを支援している特定非営利活動法人タイガーマスク基金(所在地:東京都文京区本駒込3-10-3、代表理事:安藤 哲也)は、働きながら大学に通う児童養護施設出身の学生に返済不要の奨学金を届けています。そしてこの度、大学を卒業するタイガー奨学生に新生活の応援として「臨時給付金」を届けるために、クラウドファンディングを2022年3月20日(日)まで実施しています。
家族に頼ることができず、たった一人で社会に巣立つ若者たちの現状を、一人でも多くの方々に知っていただきたく、ぜひ、ご支援をお願い申し上げます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/298587/LL_img_298587_1.jpg
全国から届くタイガー奨学金への申請書

【支援が必要な背景】
厚生労働省の発表によると、全高卒者の5割が大学等への進学を果たしている現在でも、児童養護施設出身者の進学率は2割にも達していません。様々な事情により、家族と離れ、社会的養護の下で育った子どもたちは、高校を卒業して施設を離れても、実家に頼ることはできず、その多くが18歳で自立を強いられます。公的な支援は途絶え、衣食住全てを自分で工面しなくてはならないため、学びたいという意欲はあっても、進学を断念している子どももいます。
タイガーマスク基金は、公的な奨学金にプラスして、働きながら大学に通う学生に公募により返済不要の奨学金(4年間で30万円)を届けています。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/298587/LL_img_298587_2.jpg
厚生労働省発表資料:社会的養護の現状より

今回、クラウドファンディングで募った支援を届けるのは、この春大学を卒業するタイガー奨学生。長引くコロナ禍でアルバイト収入が減り、貯金を取り崩して生活していた学生が多く、卒業・就職が決まっても引っ越しなどのまとまった資金を準備するのは困難です。国や自治体、民間団体の支援により進学支援は増えてきていますが、卒業時の支援はほとんどありません。社会人になる時、転居費用やスーツなどの購入は、親が援助してくれる人が多いと思いますが、何の後ろ盾もない学生たちは、たった一人で社会に巣立っていかなくてはなりません。


【臨時給付金で新社会人となる若者たちの新生活を応援!】

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/298587/LL_img_298587_3.jpg
引越しイメージ画像

転居や新居の契約費用などの全額を支援することはできませんが、皆さまのご寄付を「引っ越し新生活応援-タイガーマスク基金臨時給付金」として、若者たちに届けたいと思います。この春卒業を予定しているタイガー奨学生一人につき3万円×約40人分の給付金120万円が最低必要です。アルバイトを重ねながら、大学を卒業することは、私たちが想像する以上に厳しい道のりです。無事、新社会人となることができた若者たちの努力を讃えるためにも、社会人の先輩として「卒業祝」「就職祝」のご寄付をお願いできましたら幸いです。


【目標金額200万円の内訳、具体的な資金の使い道】
約120万円:子どもたちへの新生活給付金
約5万円 :子どもたちの支援金や払込通知の郵送料、リターン商品代と送料ほか
約1万円 :広報費
約20万円 :クラウドファンディング手数料
残額 :進学支援給付事業へ

※ご寄付いただいたお金は、子どもたちの支援金や払込通知の郵送料などに充当します。
※目標金額を上回った場合は、児童養護施設から大学進学した子どもたちへの通常の進学支援(給付事業)の資金に充てさせていただきます。


【実施スケジュール(予定)】
<3月20日>
寄付募集締め切り

<3月下旬から4月上旬>
対象学生へ「引っ越し新生活応援-タイガーマスク基金臨時給付金」を振り込み

<4月半ば〜5月下旬>
リターン希望支援者への返礼品発送


【クラウドファンディングについて】
社会問題と向き合い、課題解決に取り組んでいる人に特化したクラウドファンディングプラットフォーム「GoodMorning」のホームページからオンラインでご寄付いただけます。
https://camp-fire.jp/projects/view/557378#menu


【特定非営利活動法人タイガーマスク基金について】
漫画「タイガーマスク」の原作者 故・梶原 一騎先生の奥様(故・高森 篤子さん)が、2010年の年末に日本中に拡がった「タイガーマスク運動」を、ブームで終わらせてはならないと設立。漫画家の故・辻なおき先生のご家族や著作権を管理する講談社様のご協力を得て、漫画の主人公である伊達 直人とタイガーマスクをアイコンに子ども虐待防止の啓発や進学支援を中心に活動しています。

<沿革>
2011年3月1日 プロジェクト開始
2012年7月30日 団体発足 設立総会開催
2012年8月17日 東京都へNPO法人設立申請
2012年11月22日 特定非営利活動法人東京都認証取得
2012年12月3日 登記完了 法人設立

<組織>
代表 安藤 哲也 NPO法人ファザーリング・ジャパン ファウンダー
理事 久留島 太郎 植草学園短期大学 准教授
理事 高祖 常子 NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク 理事
理事 鈴木 俊 弁護士
理事 田中 尚人 株式会社グランまま社 編集長
理事 恒松 大輔 自立援助ホームあすなろ荘 ホーム長
理事 中村 久美 児童心理治療施設 さくらの森学園 園長
理事 吉成 麻子 ファミリーホーム吉成 代表(養育里親)
監事 家本 賢太郎 株式会社クララオンライン 代表取締役社長
顧問 草間 吉夫 茨城キリスト教大学 講師
名誉会長 高森 篤子 故・梶原 一騎(『タイガーマスク』原作者)夫人

Email : info@tigermask-fund.jp
公式サイト : http://www.tigermask-fund.jp/
Twitterアカウント: https://twitter.com/tigermask_fund
Facebook : https://www.facebook.com/tigermaskfund

プレスリリース提供元:@Press

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