プレスリリース
株式会社ファンケルは、コロナ禍で日常生活でも「マスク」が欠かせなくなり、ニキビに悩む人も増える昨今、全国の20代〜50代の女性1,000名を対象に「肌の悩みに関するアンケート」を実施しました。この結果から、マスク着用の影響とも思われる、従来とは異なる女性の肌悩み事情が明らかになりました。
■マスク着用で約68%の人が、何らかの肌悩みあり!
トップは「ニキビ(吹き出物)」と「乾燥」
まず、マスク着用で気になるようになった肌悩みを聞いたところ、「ニキビ(吹き出物)」、「乾燥」が24.1%の同率で1位、次いで「肌あれ」の22.8%となり、何らかの悩みがある人が67.8%という結果になりました。(グラフ1)
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【グラフ1】コロナ禍のマスク着用で、気になるようになった肌悩みは?
ファンケルの研究ではマスク着用により肌の水分蒸散量が増え、バリア機能が低下することを確認しています。バリア機能の低下により肌が乾燥したり、さらに乾燥を補うため皮脂が過剰になるなどでニキビの発生にも繋がると考えられます。
■40代、50代でも現在ニキビに悩んでいる人が!
「過去にはないが最近ニキビができた」人は、各年代で5〜6%あり
次に、最近の悩みで多かった「ニキビ(吹き出物)」について年代別に聞いてみました。「過去にも最近もある」、「過去にはないが最近はある」人の合計は、40代で47.2%、50代でも32.0%となっており、幅広い年代にニキビ悩みがあることが分かりました。
さらに、「過去にはないが最近ニキビができた」人は、各年代で約5〜6%ありました。コロナ禍で状況が変わったことにより、若年層だけでなく40代、50代でも最近になってニキビができた人もあり、ニキビが幅広い年代に広がっていることが示唆される結果となりました。(グラフ2)
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【グラフ2】これまでニキビ(吹き出物)ができたことはある?
■ニキビの原因は「ストレス」と考える人が最多。
コロナ禍でも加速するストレスは、まさにニキビの大敵に!
これまでにニキビができたことが「ある」と回答した845名の方に、ニキビの原因と考えられることを聞いたところ、「ストレス」が47.7%で最多でした。また、食生活や不規則な生活などの生活習慣を挙げる方もおり、ストレス社会と言われる現在、生活習慣を含め、様々なストレスがニキビにも影響することが示唆されました。また、昨今はコロナ禍で行動が制限されることも多く、「ストレス」を感じる機会が増えていることも一因かと考えられます。
2番目に多かったのは「皮脂が多い」で40.8%。もちろん、過剰な皮脂はニキビの原因ですが、大人ニキビの場合は乾燥でもニキビが発生することもあるため原因に合ったお手入れが必要といえます。
(グラフ3)
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【グラフ3】あなた自身のニキビ(吹き出物)の原因は、どのようなことだと思う?
■「ニキビ用化粧品」での対処は約20%。「つぶす」人は18%も!
続いて、ニキビができた時の対処方法を聞いてみました。1位は「市販薬を使う」で約33.5%。それに対して「ニキビ用化粧品を使う」人は約19.9%に留まり、「食生活に気をつける」「睡眠をとる」といった生活習慣や「特に何もしない」よりも低い結果となりました。
「市販薬を使う」のは早く治したい気持ちからと思われますが、食生活や睡眠等の生活改善も含め、セルフケアで対処する人が多くいることが分かりました。(グラフ4)
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【グラフ4】ニキビ(吹き出物)ができた時にどのように対処する?
■ニキビ用化粧品はニキビができている時だけのもの?
対処法では19.9%となったニキビ用化粧品ですが、調査全体ではどのくらいの人が使ったことがあるかを聞くと、35.5%の人が使ったことがあると回答しました。(グラフ5)
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【グラフ5】ニキビ用化粧品を使ったことがある?
また、使ったことがある人に「ニキビ用化粧品についての考え」を聞いたところ、「ニキビが治ったらできるだけ早くやめた方がいい」19.5%、「ニキビが無い時は別のケアをした方がいい」18.1%、「ニキビが無い時は他のケアをしたい」16.4%など、ニキビができている時にだけ使うものと考えている人が多いことが分かりました。(グラフ6)
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【グラフ6】ニキビ用化粧品について、あなたの考えに近いものは?
この結果から、ニキビ用化粧品には薬品と同様に「ニキビを治す」効果が期待されていると推測されますが、化粧品は日々の使用で予防し、肌全体を「ニキビができにくい状態」に整えるものです。
よって、薬品と化粧品の効果の役割を明確にして、正しいニキビケアをしていただくことがニキビに悩まない肌のために重要と考えます。
≪調査概要≫
調査名 :肌の悩みに関するアンケート
調査期間 :2022年1月28日〜2月1日
調査対象者 :20代から50代の女性1,000名(各年代250名)
調査対象地域:全国
調査方法 :インターネット
プレスリリース提供元:@Press