プレスリリース
SDGs・環境を考慮した冷却剤「SNOWPACK ECO」を三重化学工業が2022年1月中旬に発売 〜ミエラボ×ふるさと兼業 共創からカタチにできたもの〜
三重県松阪市で業務用の保冷剤や医療用の冷却剤などを製造する「三重化学工業株式会社」は、環境を考慮した保冷剤「SNOWPACK ECO」を2022年1月中旬に発売いたします。
当社は、令和2年度の中部経済産業局における地域中小企業・小規模事業者の人材確保支援等事業(運営:G-net「ふるさと兼業」)にて当社の技術を応用してSDGsをテーマに企画案を考える目的で兼業人材の募集を行いました。
3ヵ月間という期間の中でミエラボの活動として多様な働き方を実践する兼業人材を巻き込み、当社が持つ技術をベースに、それぞれの立場で持っている知見や感じている問題に対し、さまざまな角度からアイデアを出し、発想をカタチにする為の方法を討論しました。
兼業人材の企画発表で「地球に還る保冷剤」というテーマをヒントに、環境を考慮した保冷剤「SNOWPACK ECO」の設計を開始し、約1年かけてカタチとなりました。
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スノーパックシリーズ「SNOWPACK ECO」
三重化学工業株式会社(代表取締役社長:山川 大輔)は、1956年(昭和31年)の創業以来、保冷剤の老舗メーカーとして、同社の保冷剤「スノーパック」が洋菓子などのテイクアウトや輸送に貢献してきました。他に、作業用手袋の「ミエローブ」、大手製薬メーカーの氷枕等の保冷具、医療機器の「メディアン」の製造販売を行っています。2020年7月には多様な人材がマーケティング、企画、開発、連携を中心に枠にとらわれず、新たな「発見」を見つけるコ・クリエーションの場として「ミエラボ」を立ち上げました。
従来、保冷剤のフィルムはフィルムの強度を保持するためのナイロン層、接着層であるポリエチレン層で構成され、すべて石油由来のものでしたが、SNOWPACK ECOのフィルムはポリエチレン層の約59%がサトウキビの廃棄蜜を加工して生成された、バイオポリエチレンを使用しています。
このバイオポリエチレンを使用し、従来の製品と比較すると全体で約46%(※乾重量計算)がバイオマス素材に置き換わります。また、同サイズ石油由来フィルムと比較すると2.6g二酸化炭素の排出量を削減します。
SNOWPACK ECOのフィルムは日本有機資源協会(JORA)認定のロゴを取得しています。
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バイオマスの仕組み
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バイオマスマーク
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新しい取り組み「ミエラボ」
〜SDGsへの取り組み〜
プラスチック原料の「枯渇性資源である」石油から、再生可能資源であるバイオマス原料に代替していく取り組みは資源の効率的利用を実現し、SDGsに大きく貢献します。
サイズは75×105mm 40g、1ケース240個入り(4連結のものが60本)で1月中旬発売する予定です。
代表取締役社長 山川 大輔は、「ミエラボのオープンイノベーションにより連携商品の開発に取り組むことができた。これをきっかけに環境にやさしい製品開発を加速していきたい。」と話しています。
■会社概要
社名 : 三重化学工業株式会社
代表者 : 代表取締役社長 山川 大輔
所在地 : 三重県松阪市大口町262-1
設立 : 1956年11月
事業内容: 作業用手袋、保冷剤・保冷具、医療機器、作業保護用品の製造販売
URL : http://www.miekagaku.co.jp/
プレスリリース提供元:@Press