プレスリリース
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株式会社すばる舎(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:徳留慶太郎)は、2021年1番売れた本で85万部突破のベストセラー『人は話し方が9割』(日販調べ)の続編『人は聞き方が9割』を2021年12月9日に上梓いたします。
内容
たった3坪のたこ焼き屋からスタート、口コミだけで県外から毎年1万人を集める大繁盛店を作った著者が送り出した、2021年のベストセラー本『人は話し方が9割』。
本書はその『人は話し方が9割』の中でも反響があった「聞き方」について、掘り下げやさしく解説した最新作です。
「聞くのが苦手」「人の話を聞く時間が苦痛だ」という人は多いものです。
でも、ちょっぴり「聞き方のコツ」を押さえるだけで、聞くのが楽しくなり、コミュニケーションがうまくいくようになり、まわりから好かれるようになります。
「聞き上手」になれば、自分も相手も安心できる空間をつくることができ、人と話すことがラクになり、人間関係も、人生も、全部がよりよい方向に動き出します!
本書では、ベストセラー『人は話し方が9割』でもお伝えした「聞き方」の大切さをさらに詳しく、わかりやすく解説しました。
特別なことではありません。
誰でも身につけることができる、「ちょっとしたコツ」です。
聞き方を少し変えるだけで、仕事もプライベートも恋愛も、すべてが大きく好転します♪
■本文より
〔はじめに〕話なんか苦手なままでいい
「目の前に人がいると『何か話さないと』とつい焦ってしまう……」
「自分ばかりが話しすぎてしまって、いつも後悔してしまう……」
「結局、今日も言いたいことがうまく伝えられなかった……」
こんなふうに、会話において悩んでしまう人は少なくありません。
家族、仕事、人との出会い、コミュニティ。私たちはいろんな人間関係の中で生きています。
そしてその関係性の大部分を、会話を通して作っていきます。
ですから、いい会話ができるかどうか、ここは人といい人間関係を作っていけるかどうかの大きな鍵になります。
しかし残念ながら、多くの人が間違った思い込みをしています。それは、
「人といいコミュニケーションを取るためには、とにかく話し上手になる以外の方法はない」
というものです。
コミュニケーションに限定すれば、実はこれは間違いです。
会話は話す側と聞く側で成り立っています。
にもかかわらず、多くの人が「話す」ということばかりにとらわれてしまい、もう片方の「聞く」ということの重要性を忘れているのです。
現に、話し方教室や話し方に関する本は山のようにあります。
しかし、聞き方教室や聞き方に関する本となると、圧倒的に数が減ってしまいます。
本当は一番大切で、一番役に立つにもかかわらずです。
話し方で人に好かれるのは、とても高度な観察眼やテクニック、言い回しや語彙力が必要となります。
実際に、難しいテクニックばかり学ぼうとして失敗している人は少なくありません。
これから具体的に「聞く」ということについてお伝えしていきますが、この本を読み進める前に、まずあなたに最初に覚えておいてほしいことがあります。
それは「人は本来話したい生き物である」ということです。
本当は「話し上手な人」よりも「話させ上手な人」を求めているのです。
ということは、会話を上達させる一番のコツは、
「苦手な話し方を磨くことや、苦手な人との会話に使う時間を減らし、自分の大切な人の話を聞く時間を増やすこと」
ただこれだけです。
会話上手な人は実はここを心得ているだけで、ほかに難しいことはやっていません。話をしっかりと聞くことで、まずは相手を理解し、相手の求めていることを投げ返しているだけです。
本当は話なんか苦手でもいいのです。
解決しなくていい、無理にいい話などしなくていい、ただ寄り添うだけでいいのです。
気持ちを理解してくれる、ただそれだけで人は救われます。
そして、自分を理解してくれる人のことを、人は好きになります。
あなたに、その貴重な人になってほしいと思って本書を書きました。
詳しくは本文(P43)でお伝えしますが、聞くことで手に入れることができるメリットをお伝えします。
@語彙力が少なくてすむ
A聞くことは読書と同じ
B人の感情が読めるようになる
C相手を不快にさせるリスクが減る
D聞くことで自分の盲点が見えてくる
E沈黙をおそれなくてすむ
F話すより聞く側のほうが、勝手にすごい人にされてしまう
話す前にまずは聞くこと。
この大切さを十分にご理解していただくためにも、難しいことは一切書きません。
やれば誰にでもすぐ簡単にできて、効果が絶大なことのみに絞り込んでご紹介していきます。
2019年、『人は話し方が9割』という本を書き、おかげさまでたくさんの方に読んでいただくことができました(ちなみにこの「9割」という言葉は、私の中では、実は90パーセントという意味ではありません。「ほとんどと言っていいほど大切なこと」を「9割」と表現しています)。
「話し方と聞き方ってどっちが大切なのでしょう?」
という質問をよくいただきますが、迷わず私は「コミュニケーションにおいては、話し方より聞き方のほうが大切である」
と言い切っています。
つまりこの本は『人は話し方が9割』のさらに大切な部分と考えていただければと思います。
これから紹介していく聞く力を身につけていただくことによって、あなたが今まで持っていた会話における悩みが吹き飛び、コミュニケーションの質が今よりはるかに高まっていくことをお約束します。
さあ、準備はいいでしょうか?
では、これから
「相手が自然と話し始め、勝手にあなたのことを好きになる最高の聞き方」
を手にしていきましょう。
■相手に安心感を与え、好かれる人になる会話のコツ9選+1
その@ 否定しない
「それは間違っている」とできるだけ言わない。「自分とは違う」だけ。
そのA 押しつけない
正論を押しつけられると人は反発したくなる。相手を尊重すること。
そのB 競わない
相手の話にマウンティングしないこと。相手の立場や気持ちを理解する。
そのC 急かさない
結論を焦らない。求めない。相手に無理やりプレッシャーを与えない。
そのD 答えを言わない
指示や命令ではなく、「あなたはどうなったら嬉しい?」と質問する。
そのE さえぎらない
相手の話を途中で変えたり、奪わない。「でも」もなるべく使わない。
そのF ツッコまない
心を折るツッコミはNG。会話でネガティブな言葉も極力使わない。
そのG 干渉しすぎない
「相談に乗れることがあったら言ってね。役に立ちたいし」など気持ちを伝える。
そのH 漏らさない
「ここだけの話」の秘密は絶対に漏らさないこと。信頼と安心のカギ。
+1 オンラインの会話3つのコツ
「否定禁止」「魔法の傾聴」「リアクション3倍」で話しやすい空気を作る。
話を聞いてもらいたい人が、あなたのことを待っています。
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イラスト・図版:久保久男/朝日メディアインターナショナル
■目次
【はじめに】話なんか苦手なままでいい
第1章 なぜ「聞く人」はうまくいくのか?
01 「ねえ、聞いてる? 」問題
02 安心感からすべてが始まる
03 人はみな話したい生き物
04 多くの人が持っている、コミュニケーションに対する思い込み
05 「聞く力」を磨くと、いいことがいっぱい
06 話し方より「聞き方」を磨くほうが簡単
07 聞き方で、多くの人が「損をしている」
08 なぜ会議は面白くないのか?
09 聞く人になれば、自分も周りもうまくいく
第2章 人に好かれる人の聞き方
10 この聞き方こそ、好かれる人になる一番の近道
11 口下手でも話し上手を超えることはできる
12 魔法の傾聴@ 表情
13 魔法の傾聴A うなずき
14 魔法の傾聴B 姿勢
15 魔法の傾聴C 笑い
16 魔法の傾聴D 感賛(感嘆+称賛)
17 「魔法の傾聴」はやったもの勝ち
18 人生は「聞き方」で9割変わる
第3章 嫌われない聞き方
19 コミュニケーションは、まずは「嫌われない」ことが先決
20 嫌われない聞き方@違う意見の人を否定しない
21 嫌われない聞き方A自分の常識を押しつけない
22 嫌われない聞き方B話す相手と競わない
23 嫌われない聞き方C結論を焦らない
24 嫌われない聞き方D答えや解決策をはじめから言わない
25 嫌われない聞き方Eさえぎらない、話を変えない
26 嫌われない聞き方F心を折るツッコミはしない
27 嫌われない聞き方G干渉しすぎない
28 嫌われない聞き方H「ここだけの話」は絶対、人に言わない
第4章 「また会いたい」と思われる人の聞き方
29 聞き方は「スキル」より「メンタル」
30 内容よりも、「感情」を聞こう
31 オンラインは聞き方ですべてが決まる
32 オンラインでいい空気を作る「3つのコツ」
33 職場やコミュニティで「一目置かれる」聞き方
34 かわいがられる人が実践している「みんながハッピーになる」聞き方
35 「上の立場の人」ほど孤独になりやすいと理解する
36 「私はここにいるよ」と誰もがみんな叫んでる
37 まずは「身近な人」「大切な人」の話を聞くことから始めよう
38 聞いてくれる人がたった1人でもいることで「救われる人」がいる
【おわりに】いい言葉といい出会いがいい人生を作る
■書籍概要
●タイトル :『人は聞き方が9割』
●著者 :永松茂久
●発売日 :2021年12月9日
●仕様 :四六判並製
●ページ数 :240ページ
●定価 :本体 1,400円+税
●ISBN :9784799110089
■著者プロフィール
永松茂久(ながまつ・しげひさ)
株式会社人財育成JAPAN代表取締役。大分県中津市生まれ。2001年、わずか3坪のたこ焼きの行商から商売を始め、2003年に開店したダイニング陽なた家は、口コミだけで県外から毎年1万人を集める大繁盛店になる。自身の経験をもとに体系化した「一流の人材を集めるのではなく、今いる人間を一流にする」というコンセプトのユニークな人材育成法には定評があり、全国で多くの講演、セミナーを実施。「人の在り方」を伝えるニューリーダーとして、多くの若者から圧倒的な支持を得ており、講演の累計動員数は延べ45万人にのぼる。代表作『人は話し方が9割』は、2020年、2021年と2年連続でビジネス書年間ランキング1位を獲得(日販調べ)。同じく2021年には、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にて、「特別賞/コロナ禍を支えたビジネス書」を受賞。著書は多数あり、累計発行部数は240万部を突破している。
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著者近影
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