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株式会社ネクイノ NTTコミュニケーションズ株式会社 株式会社アーク・イノベーション

ネクイノ、NTT Com、アーク・イノベーションがヘルスケア業界向けプラットフォームを活用した婦人科向けの高付加価値な事業展開に関する業務提携を締結

(@Press) 2021年11月29日(月)10時30分配信 @Press

株式会社ネクイノ(本社:大阪市北区 代表:石井健一 以下 ネクイノ)、NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:丸岡亨 以下 NTT Com) 、株式会社アーク・イノベーション(本社:東京都千代田区 代表取締役:井上 潔 以下 アーク・イノベーション)は3社共同でヘルスケア業界向けプラットフォームを活用した婦人科向けの高付加価値な事業展開に関する業務提携(以下 本提携)を締結いたしました。
本提携にもとづき、ネクイノが提供する婦人科領域のオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」(※1)の利用者データを活用したフェムテック(※2)(FemTech)事業の拡大検討を行います。

1. 背景
昨今女性の社会進出が進む中で、ライフステージごとの女性特有の健康問題が顕在化しています。一方、婦人科疾患においては定期検査の受診率の低さに加えて、一度疾患が発覚すると頻繁な経過観察が必要となり、仕事と治療の両立や、高額な医療費の負担などが課題となっています。
このような課題へ対処するため、一人一人に合った治療プランや、予防医療のニーズが高まっています。
しかし、医療・ヘルスケアにおけるデータは機微な個人情報を含むため、病院間での情報連携や取り扱いが難しく、活用が進んでいないのが実態です。
本提携では、「スマルナ」において取得した各種データの安全な利活用を進め、婦人科領域における新たな高付加価値サービスの検討を行い、安心かつ健康的な生活の推進をめざします。

2. 本提携の概要
ネクイノが利用者の同意を得た上で収集した問診データやオンライン診療データ、「スマルナ」の提携クリニックで取得した治療データなどを、NTT Comが開発したヘルスケア業界向けプラットフォーム「Smart Data Platform for Healthcare」(※4)で収集・蓄積・加工・分析し、高付加価値な事業モデルの創出に繋げます。
「Smart Data Platform for Healthcare」では、データの安全な保管や、本人同意の取得管理、匿名加工や秘密計算(※3)などにより、機微な個人情報の安心・安全な活用を推進します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/287376/img_287376_1.jpg

3. 高付加価値な事業モデルの一例
「スマルナ」で収集したデータを統計情報化または匿名化など加工した上で活用し、新しい保険商品の開発を行います。保険商品の開発においては、EHR(※5)に基づき算出されたリスク評価と、PHR(※6)を組み合わせることでリスクを細分化し、一人一人に最適な商品などを設計することが可能になります。また、医師などから「スマルナ」経由での受診勧奨や健康アドバイスなどを行うことで、罹患リスクを低減し利用者の保険料の適正化を図ります。

4. 各社の役割
ネクイノ:婦人科領域のオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」で取得したデータを活用し、さらに高付加価値なヘルスケアサービスを検討・提供

NTT Com:ヘルスケア業界向けプラットフォームである「Smart Data Platform for Healthcare」の提供および安心・安全なデータ活用に関するコンサルテーション

アーク・イノベーション:3社共同での事業モデルの構築・実装支援

5. 今後の展開
今後3社は、個人情報を適切に保護しながらデータを利活用することで、2022年度内に婦人科向け保険サービスの開発など、新たな事業の展開をめざします。また、今回活用するヘルスケア業界向けプラットフォームを多くの企業に活用いただき、ヘルスケアサービスの充実およびデータ利活用の活性化をめざします。

(※1):「スマルナ」はネクイノが提供する婦人科向けオンライン診察サービスです。
(※2):フェムテック(FemTech)は女性特有の健康課題を解決するテクノロジーや、それを使った製品・サービスで、女性を意味するフィメール(Female)とテクノロジー(Technology)を組み合わせて作られた言葉です。2025年には約2兆円/年の市場規模が見込まれています。
(※3):秘密計算はデータを暗号化したまま計算するプライバシー保護技術です。
(※4):「Smart Data Platform for Healthcare」はNTT Comが提供するヘルスケア業界向けプラットフォームです。
(※5):EHR(Electronic Health Record)は個人の医療・健康などに係る様々な情報を蓄積し、参照・活用・共有などを行う仕組みです。
(※6):PHR(Personal Health Record)は個々人が自身の医療に関わる情報や健康に関するデータを記録し、それを自身の手元で管理する仕組みです。

■関連リンク
スマルナ
https://smaluna.com/
Smart Healthcare | NTTコミュニケーションズ
https://www.ntt.com/business/dx/smart/healthcare/
クラウド上で秘密計算が利用可能なサービス「析秘(せきひ)」の提供を開始(2021年8月)
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2021/0819.html





プレスリリース提供元:@Press

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